終戦
こんばんは。
今日はサッカーの記事を書こうと思います!
日本時間だと今朝ですね、ヨーロッパのクラブチームNo.1を決める大会、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント2ndレグ、アトレティコマドリード対ユベントスの試合が行われました!
先に結果を伝えると試合自体は3-0でユベントスが勝ちました。
そしてこの試合は2ndレグなので1試合目も同じカードであったのですが、こちらはアトレティコが2-0で勝っていました。
2戦合計は3-2でユベントスの勝ちでした。
正直言いますと、僕はこの結果に大変がっかりしました。
理由は簡単で僕がアトレティコのファンだからです。
しかし、今日の試合はそのファンすら辞めたくなるレベルの最低な試合だったので、あえてレビューをします。何がダメだったかを僕なりに徹底的にレビューさせていただきます。
まず、試合の入りが良くなかったです。
相手側(ユーベ)からすれば最低でもまず、2点取らないと延長にも持ち込めないという状況なので確実に早めに点を取るための動きや対策をしてくるのは確実にもかかわらず、アトレティコ側はよくも悪くも受けの姿勢で試合に入ってしまいました。
1stレグはアトレティコのホームで失点せずに得意のセットプレーから2点という最高の結果だったことがこの試合で響いてしまった結果になりました。
恐らくアトレティコ側とすれば耐えながらカウンターでアウェーゴールを取って逃げ切りを狙ったのだと思いますが、ユーベがそれを上回る勢いで来たのが、想定外でした。
さらに今日の試合は中盤センターのトーマスという選手が不在の為、真ん中の強度が少し落ちていたのと左サイドバックも本職ではないファンフランが務めていたのも厳しい要因でした。
ユーベ側はサイドを多用した揺さぶりとクロス、さらに切り替えの早さでセカンドボールの回収率も高く、カウンター自体がまったく発動しませんでした。
特に左サイドは相手のベルナルデスキとスピナツォーラにズタズタにされていました。
てかこの試合のベルナルデスキは超効いていて厄介すぎました。
そうこうしてるうちに前半で失点。
しかもロナウドにやられました。
一瞬消えたロナウドがファンフランの後ろからドンピシャクロスに合わせて先制。
その後怪しい判定などもありながらなんとか耐えて後半へ。
しかし後半すぐに失点。
サイドからのクロスに再びロナウドが完璧に合わせて、2点目。
正直、アトレティコは前半から横に揺さぶりかなり受けていたのでガス欠が早かったと思います。
ユーベ側の戦略でもあったと思いますが、サイドでボールを失ってもアトレティコ側からサイドをエグるようなプレーヤーがいないことと、カウンターのリスクを減らす意味でもユーベはサイド攻撃を徹底していたように思います。
その後、この試合輝いていた、ベルナルデスキのドリブルを止められず、コレアがペナルティエリナ内でファウル。PKでしたね。(このプレーは本当に最悪でした。もう2度とコレアを見たくないレベルのクソプレーでした。)
完璧な試合運びでユベントスが勝利しました。
アトレティコ側は正直、何も出来ずにただボコられて終わった印象です。
何をしたいかはよくわからず、運動量も特別多くなく、守りきればいいくらいの舐めた考えだった可能性すらあります。
しかしユベントスのホームで超満員、超歓声の中、ユーベの選手はモチベーションも高く、逆転する気マンマンでしたし、そこの時点で負けていたように思います。
アトレティコもやる気はあったと思いますが、そのやる気がユーベよりも下回っていたのは事実です。
とても決勝をアトレティコのホームでやるから勝とうという気があったとは思えません。
これまで、シメオネ監督を中心に粘り強く守って、相手の良い所を徹底的に消して、少ないチャンスを物にして勝ってきたアトレティコというチームの限界をこの試合では見たように思います。
これまでは相手もアトレティコを格下と思って戦っていたからこそ、この戦術と戦い方で勝てていたものが、結果を出し、強くなったことで相手からキッチリ研究されるようになって、最近は結果が出づらくなってきていたのは事実です。
そして、この試合は相手の良い所を潰すアトレティコのサッカーをユベントスに逆に徹底的にやられました。
ワントップのモラタにはボールは収まらず、グリーズマンは孤立。中盤含めたディフェンスラインは横の揺さぶりを受けて、疲弊。個人技の差も見せつけられ、完敗でした。
今後のアトレティコは難しい局面に入って行くかもしれません。
契約を延長しましたが、グリーズマンは出るかもしれませんし、サウールも怪しい、更にシメオネ監督が居なくなる可能性もあります。
そんな中でアトレティコは今後も強豪として、居られるか、そんな事を考えさせられる、今日の惨敗でした。
最後にユベントスにはおめでとうと是非、優勝をしてもらいたいです!